
ホールド替え Day2
10月28日ルートセット初日。天気も良く清々しい気持ちでセッター陣登場です。

去年のルートセットも来てくれたZawa(つくばモンキーマジック店長)

今回初登場のIsagi(Karrimorアンバサダー)

そしてスペシャルゲストセッターとしてMr.浅井(佐久ロッククライミングセンター)

なんとも予想外の組み合わせでワクワクしますね。
みんなセット中は真剣な表情だったり鼻歌混じりだったり、たまに叫びながらやってます。ただ一つだけ共通するのは「独り言」
「5級ってなんだっけ?」
「もうちょっとインカットしてればいいんだけどなぁ」
などなど・・・作業に真剣になればなるほど独り言が増えてきます。

ある程度セットが終わると試登をしていくのですが、これが結構大変なんです。「大変」といっても技術的なことではなく、洗いたてのホールドはよくヌメる(手汗によって滑る)からです😅
ホールドは使えば使うほど手につけたチョークが残留していくので手汗をかいても残留チョークが滑らなくしてくれるのですが、洗った直後のホールドにはチョークが残留していないので直ぐに滑ります。そしてザラザラとしたフリクションがいいホールドで滑るということは指皮にもダメージが入るということ・・・
もうみんな指がヒリヒリしてます😂
紙コップに入ったコーヒーを持つのが辛い☕️まぁ数日間限定なので気合で乗り切ってますが👍
ルートセットはまっさらな壁から全てを組み上げていく作業で、セッターによって全く違う壁に仕上がります。
それは得意なムーブで作られていたり、その人の性格が反映されたり、クライミングに対する考え方だったり・・・セッターによって壁やホールドが生きる場合もありますが、残念な結果になることもあります。

私は人口壁で新しいルートを登る時は「登れるか登れないか」勿論大切ですが、「セッターとの対話」の方を重視しています。
・セッターが何を考えてそのルートを作ったのか?
・そのセッターはどんな動きが得意なのか?
・「なぜそこに」「そのホールドが」「その向きで」付いているのか?
こんな事を思いながら登っていると、そのセッターの経験を学ぶことができると私は考えているので、是非一度試してみてください。新しい発見や新しい成長があるかもしれません。
話は脱線しましたが、ホールド替えのルートセットはどんな感じか少しでも伝わりましたでしょうか??
次回は・・・壁が完成してからにしようかと思いますのでお楽しみに😁
※ブログ記事最後のハートマークをタップしていただけるとやる気が倍増しますのでよろしくお願い致します🙇♂️