
液体チョーク
営業開始から数日経ち、火曜日名物のプーティンも無事に復活しました😄早く以前のように自由に登りたいですね!
さてさて、今回は液体チョークのお話です。なぜ液体チョークのお話かと言うと、以前よりZig's Rockでは無料で粉チョークが利用できるサービスを行っていましたが、新型コロナウイルス感染防止対策として共有物の撤去をする事になり、無料チョークのサービスができない状況にあります。レンタルチョークも今は行なっていないため、個人でチョークをご用意いただく必要があるのですが、粉チョークはチョーク自体が安くてもチョークバッグやチョークボールなども合わせて購入しなければならないため、気軽に購入していただける液体チョークをご紹介しようと思ったわけです。

クライマーが使うチョークは炭酸マグネシウムなのです。この炭酸マグネシウムをアルコールの中に入れた物が "液体チョーク" になるわけです。液体チョークのメリット・デメリットをまとめてみます。

(あっ、ちなみに画像の粉は炭酸マグネシウムでは無くわらびもち粉です。プーティンの匂いを嗅ぎながらブログを書いていたらお腹が空いたので・・・)
【メリット】
・アルコールが皮脂を飛ばしてくれる
・チョークが手に残りやすい
・携帯性に優れている
・粉チョークよりも止まる(気がする)
【デメリット】
・乾燥肌や手荒れしやすい人には不向き
・手洗いを入念にやらないと落ちない
・鞄の中でこぼれると最悪...
・しっかりと蓋を閉めてをして保管しないと使えなくなる事がある
ざっくりとこんな感じですね。
良いと感じる事も悪いと感じる事もあるのですが、それは個人の判断と言う事で置いといて、同じ液体チョークでもメーカー毎にこだわりや特徴があるのでサラッと紹介を!!

ロックテクノロジー / イギリス最大のチョークメーカー。調剤基準を満たす高級マグネシウムのみを使用し、安全性と高品質を両立しています。
「Liquid Chalk(写真左)」素早く乾きやや粘度のあるオリジナルリキッドチョーク。フリクションの持続性は抜群。アルコール・ロジン少量含有。

スナップ / フランスのクライミングメーカーとしてウエア、クラッシュパッド、チョークやバッグなど様々なアイテムを手掛けている。クライマーのニーズに合わせ様々な工夫を凝らせているメーカー
「Snap Chalk Liquid」は速乾性低アルコールを使用しているので刺激に弱い方におすすめです。ロジン含有量1%未満

ジャンクチャー / アメリカの科学者と仲間のクライマーが生み出したナノ粒子チョークメーカー。
「Juncture Texture Cream」は滑らかに指紋の奥まで染み込んで汗腺やシワの奥で残り続けます。揮発成分が汗や湿気を取り除き、ナノチョークが油脂を押さえ込む役割を持ちます。カリフォルニア州のOTC薬品工場で製造。
メーカーによって使い心地がかなり違うので色々と使ってみることをお勧めします🤗
さらに詳しい特徴などはお気軽にスタッフまでお尋ねください。