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脱初心者のための一歩 ムーブ編

 クライミングの「ムーブ」と呼ばれる登り方には様々なテクニックがあり、今もなお進化し続けていますが、オーソドックスなムーブを使いこなせるようになる事が何よりも重要だと感じています。

 「脱初心者のための一歩」シリーズその1からその4までは基礎の基礎として書きましたが、こちらからは一つ一つのムーブに焦点を置いて書いていこうかと思います。


ムーブの種類についてはこちらを参照してください↓

「クライミング基礎知識」


 今回書こうと思ったのは【デッドポイント】ムーブの中ではクセが強く、とても奥が深く、とても難しい。なんでこんな難しくてクセが強いムーブを最初に書くかと言うと、自分のクライミングスタイルを考えた時に「色々なムーブがあるけれどスタティックの先にデッドがあ流。つまり最終的にはデッドポイントに行き着く」といった考えからです。それなら早めに知って少しでも理解を深めた方がいいのでは?なんて思いました。


デッドポイントを簡単に説明すると

・大きく分けると上半身と下半身のデットポイントがある

・一瞬の無重力状態を作る


【上半身のデッドポイント】


 上半身のデッドポイントは持ち手が悪く大きく動きにくい場合に選択する事が多い。腰から上(胸もしくは頭)を壁から離し、一瞬の引きつけ動作で無重力を作り出す。距離を稼ぐことは難しいがスタティックで動くよりは距離を出せる。


こういった悪目のホールドの時に使う場合が多い↓



【下半身のデッドポイント】

 下半身のデッドポイントは持ち手が良く(またはスローパー)大きく動ける場合に選択する事が多い。胸や肩はあまり動かさず、腰を壁から離し、一瞬の引きつけで無重力を作り出す。距離を稼ぐことも可能なので、ランジなどに用いる事もある。


こういったスローパーや持ち手の良いものの時に使う場合が多い↓


 デッドポイントはダイナミックムーブの王様的存在(勝手に思っている)なので、是非使いこなせるようになって欲しいですが、クセがつきやすくなるのと、コンタクトストレングスが必要になるので多用は禁物です。(コンタクトストレングスとその強化方法は次回にでも)

 クライミングは何か一つのムーブに特化すればいいわけではなく、様々なムーブ全てが同じ様に使える事が理想だと思います。


※ここで書かれている内容が必ずしも「正解」とは限りません。その時その場所など状況によって変化するものであり、「正解」と言うものは存在しません。ですが、ムーブに対する理解度を深めるお手伝いになれたらと思います。さらに詳しく知りたい方は是非ジグズロックへ。講習は無料です😁